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![]() | スリー・アゲーツ―三つの瑪瑙 (集英社文庫) (2002/11) 五條 瑛 商品詳細を見る |
今は、この人 五條瑛の最新作、『赤い羊は肉を食う』読んでいます。
面白いことは面白い・・・
しかし、この人の作品で最初に出会ったのがこれだったから、何だか物足りないのも確か・・・
今のところは、この人の最高傑作がこれだと思います。
スパイ小説なのに、最後泣けるのがケッコウうれしかったりしました。
仕事場のすぐ近くが、この小説の舞台の一つになってるコリアン・タウンだったり
金大中大統領の来日時の街全体の、異様な興奮の舞台裏の息遣いが聞こえたり
私が住んでるすぐ近くの、新大阪駅裏手のどう考えても普通じゃないマンション街が
拉致拠点だったりと、ケッコウどきどきものでした。
防衛庁の情報部員だったという作者の経歴が、生々しい大阪の裏の顔に説得力を
持たせてくれてます。
人づてに聞いたのですが、この小説の中に出てくる自衛隊の諜報用アンテナの存在が
公になってしまって閉鎖されたらしいとか・・・
真偽のほどは確かめようありませんから、ワカリマセンが・・・
アジア圏のスパイ関連モノから脱しようと、イロイロ頑張っておられるのですが
私には、デビューの『プラチナ・ビーズ』とコレが最もインパクトありました。
日本人拉致関連でこの分野掘り下げて欲しいんですが・・・・
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![]() | ゴールデンスランバー (2007/11/29) 伊坂 幸太郎 商品詳細を見る |
やっと読み終えました。
本屋さん大賞に選ばれた本だから、面白いに決まってると思って買いました。
やっぱり面白かった!
人生を考えさせるわけでも何でもありませんでしたが、
何者でもない一人が、何者かになって、何かを成し遂げる話って
やっぱり元気になれます。
人を元気づけてくれるものって、キホン的に正しい!
昔村上龍が言ってましたが、『美しいモノは正しい』?
そう、とにかく元気になれるならいいんじゃない!?
ある日突然、総理大臣の暗殺犯としていきなり追いかけられることになる
主人公と、まわりを取り囲むさり気ない普通の人たち・・・
それに絡むビートルズの曲・・・
何が何だかわからないまま、最後に帳尻があって
とにかく元気になれました!
元気に普通に強く日常をおくりたい方、ご一読を!
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![]() | 億万長者になる人とそこそこで終わる人の10の分かれ目 (2008/05/27) K.C.スミス 商品詳細を見る |
初めて、ネットで本を買いました。
紹介内容が面白かったから・・・
そうか!こんな風にちゃんとテイネイに紹介すれば
ひっかかるオレみたいなアホがいるのか????
いや、けどオモシロかった!!!
書き方もユニークで、重要度が低いことから、10から1に向かって進むというもの・・・
それに、A対Bという二者択一、対立概念で分けてないからミョーに説得力もある。
*最近気にいってる言葉に
『世の中には2種類の人間がいる。
2種類いりと思ってる人間と、そう思ってない人間』
というのがあります。
傑作でしょ?このコトバ!
尤もらしい、いい加減なセグメントに騙されちゃいけないってことでしょうね・・・
この本も、勝ち組と負け組なんて単純化してないところが、ちゃんと考えてるって感じます。
内容は?
10)長期的視野がもてるか目先のことしか見えないか
9) アイデア・考えについて語るか、人やモノについて語るか
8) 変化を歓迎するか 怖がるか
7) リスクを背負うか 逃げるか
6) 常に学ぶか 卒業してしまうか
5) 利益のために働くか 給料のために働くか
4) 気前よく与えるか 余裕がないか
3) 収入源を複数もてるかどうか
2) 純資産を増やそうとするか 給料を増やそうとするか
1) 自らの力を引き出す問いかけができるか 可能性を否定するか
要するに、と言ってしまってもいいかな?
かなりポイントついてるでしょ?
自分に問いかけるんですね。
”正しい自己認識”ということなんでしょうか。
久しぶりに、シンプルでポイントが深い、いい本に会えました。
騙されたと思って買ってみてください。
イイ!なるほど!!と思えますから。
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![]() | すべては音楽から生まれる (PHP新書 497) (2007/12/14) 茂木 健一郎 商品詳細を見る |
この茂木健一郎という人、脳の専門家です。
人間の思考回路というものは、おおよそのことは数値化できるそうです。
感動するということ、ときめくということ、怒るということなどなど・・・
そのお方がおっしゃいました。
『音楽の素晴らしさというものは、数値化できないことにある。
特に、生演奏というものはそうです。
録音されたものは、死んだ情報です。』
昔、あるロックミュージシャンが言いました。
『オレタチはライブが命だ!』と・・・
リスナーを目の前にした一体感を感じたいという気持ちは
わからないわけではありません。
ある新興のレコード会社の方針は、コンサートツアーをしないというものでした。
なぜなら、コストの割には売上にならないから・・・・
だから、黙々と作品を発表し、ビジュアルはあまり見せずに
音楽だけをCMなどとタイアップして、露出し続けるというものでした。
その結果取り扱い楽曲はヒットし続けました。
ある世代にとっては、知ってることが当たり前なのですが
私のように、オッサンになってしまったものには、全くどうでもいいもの
という残り方をしました。
ビジネスとして当たり前のことですね・・・・・
高校時代に初めて、”ビバルディ四重楽奏”を生で聴いた時
ぶっとびました。
卓越した歴史と技術を習得したものこそ生で触れるべきです。
エモーショナルなものに、時間を経て解釈が加えられて残り続けたものこそが
世代やら背景やらを飛び越えて、人間の脳に突き刺さるんでしょう・・・
人間の表現活動というものを舐めたらだめですね。
最近、何が残ったかな?
アンジェラ・アキくらいかな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
![]() | 洗脳 ~スピリチュアルの妄言と精神防衛テクニック~ (2008/06/06) 苫米地 英人 商品詳細を見る |
本屋さんをブラブラしてて見つけました。
タイトルと目次で即買いました。
去年1年間、思わぬことがイロイロあってスピリチュアルなものに
関わらざるを得ない精神的な状態が続き、かなりまいってしまいました。
別に幽霊を見たとか何とかではありません・・・
ある日あるきっかけで、自分の気持ちの中に死に別れた彼女のことが
よみがえってきて、相当にまいりました。
あれ?コレってウツじゃないのかな?
しかもかなり相当に酷い状態じゃないのかな????
自分で自分がおかしいことがはっきり自覚できたんだから
ひどかっただろうし、まだ救われてたのかも・・・
それまで、江原何某なんぞ心底バカにしていましたが、あれ以来
信仰はしませんが、そういったことに頼らざるを得ないヒトの気持ちが
よくわかるようになりました。
科学で霊魂というものは、今までただの一度も測定されたことはないそうです。
そう、ただの一度もです。
このヒト 苫米地英人さん、幽霊を見せてくれるそうです。
科学的にヒトの心をあやつって幻を作ってみせてくれるそうなんです。
オウム真理教信者の洗脳をはずすことでちょっと有名になられた人ですね・・・
エセ宗教の洗脳から身を守るためにも、ご一読を!
![]() | グーグルに勝つ広告モデル (光文社新書 349) (2008/05/16) 岡本一郎 商品詳細を見る |
本のタイトルって、出版社が決めるそうです。
中身と違う!って思っても筆者の責任ではないそうです。
グーグルに勝つモデルはこれだ!なんてことは書いておられませんが
やっぱり勉強になりますね、本て・・・
ライブドアやら楽天がメディア買収で話題になった時、
ほんとに素朴な疑問がありました。
『マスコミに就職するのってすごく難しかったから、マスコミ界には
ものすごく優秀な人間がいっぱいいるはず・・・・
なのに、何でマスコミはネットの会社を立ち上げたり、買収したり
しないんだろうか?????』
そしてインターネットを自分でもいじりながらはっきり確信が持てます。
その答は、自分で自分の首をしめることになるから・・・・・・・・・・・・・
そんなにはずしてないと思います。
『テレビは、過去の自分と競合する』
著者のこの言葉を読んだ時、はっきり確信が持てました。
『水戸黄門を見ながら、その場所への旅行の予約ができる』
三木谷さんがTBSの買収のことをテレビに出て言ってたとき
なんて薄っぺらな例えなんだろうかと思いました。
メディアとネットの融合・・・
かなり壮大な夢を、しかし具体的に思い描けることなのに
そのことをきちんと提示できないのは、何かがあるんじゃないのか・・・
ずっとそんな気がしてたのですが。
さすがに、元広告屋ですね・・・
新しい切り口でのきちんとした分析は、さすがです。
モデルをつくるのは、『アナタ』!
答なんてカンタンに求めること自体甘ったれてますよね。
明日のメディアを自分で考える方の参考書といったところでしょうか。
![]() | 脳を活かす勉強法 (2007/12/04) 茂木 健一郎 商品詳細を見る |
人間てやっぱり悪くないものなのでしょうか???
二足歩行を覚えたばかりに、まあホントにこの地球を滅ぼすくらいに
ありとあらゆるものを考え出したのです・・・
それもこれも、脳をキチンと使うようになったから・・・
そのかわり、生命力っていうことで言えばだいぶ退化しちゃったこもしれない。
この茂木健一郎っていう人、東大医学部なんかでてるから
もとがよかったといえばそれまでなのですが、自分の頭の活かし方を
子供の頃から、トコトン追求されたようです。
与えられた課題をうまく解決してきたのでしょうが、
というよりは、解決することが嬉しいから、そのためには
どういう枠組みで対処していけばいいのかな?っていうところまで
考えられる人みたいです。
すごくバランスがいい人みたいです。
頭を使うことで自分を確かめて、頭を使って工夫することで
人間力そのものを成長させる。
理想的なパターンです・・・
要するに、冷静に正しく自己認識して、正しい努力をする。
強い意志でその問題を考え続ける・・・
頭が良くて、なおかつ人間として賢い人ってやっぱりいるもんなのですね・・・
頭を正しく使ってる人って魅力的です。
![]() | シネマと書店とスタジアム (新潮文庫) (2005/06) 沢木 耕太郎 商品詳細を見る |
人が何かを始めようとするとき、やはりなりたかった人なりモノなりに似てくる。
ショーがない・・・
だって、『あっ、コレいいな!こんなのになりたいな!』ってところから始まるから
ショーがない・・・
私の場合はこの人、沢木耕太郎。
最初に読んだ本は忘れましたが、とにかく言葉に引き込まれる。
”創造するっていうことは、新しい視点を見つけるということ”
と、どこかのクリエイターが言ってましたが、
この人の視点にどんどん引き込まれていく。
20年以上前に、それに引き込まれた人たちが、揃ってバックをしょって
”深夜特急”に乗って、”自分探し”に出かけたそうです。
驚くべきことは、沢木氏は 著作 深夜特急 を、
実際に旅して帰ってきて数年後に書いたってこと・・・
あの分厚い文章を、数年たってから克明に旅行記として
ノンフィクションとして書いたのです!
”成功する人は、抜群に記憶力がいい”というのはホントにホントですね。
あの時代だから、実際にユーラシア大陸を渡る必要性があったんでしょう・・・
今、自分探しのためにホントに旅に出るのはアホです。
探してるものは、やっぱりこれまでの自分の中にあるんです。
5つのブログを書こうと思った時に思い浮かんだ本です。
私の場合は、スポーツじゃなくて音楽なんですが・・・
やはり、”質の良い優秀なクリエイティビティは、次なるクリエイティビティを誘発する”んですね。
”ピカソを見たら、筆を持つか折るか”
”渡辺香津美を聞いたら、ギターをやめるか続けるか分かれる・・・”
誰かに何か行動を起こさせるほどのものを提供できるか・・・
何だか人生の、ケッコウ深い部分にまで関わってくることですね。
読書好きな方、この人沢木耕太郎の本は、ほぼはずれはないと思いますので
ぜひご一読を!
![]() | 彼らの流儀 (新潮文庫) (1996/03) 沢木 耕太郎 商品詳細を見る |
時々、父親について考えます。
40過ぎた今・・・
中学を卒業してから、30年地元の農協を勤めあげ、
しばらくブラブラした後、これまた地元の老人会の事務局長
(給料は安いが、要するに”天下り”である)を勤めあげた。
心臓のバイパス手術の途中、そのままとなった。
要するに、エンジンを限界まで使い切って終えたのである。
まったく手がかかることなく息をひきとった。
30年・・・・
長い年月である。
『大きな会社に行けば、身分の保証がある!』の口癖に反発するように
小さな広告代理店に入社し、疲れてついていけなくなり辞めた。
”流儀”なんてことが言えるような立派なものは、未だに身についていない。
先日、ある映画監督が、テレビ番組の中で言ってた言葉に唯一救われている。
『悪あがきする・・・
もっといいものがあるんじゃないか?
もっと別の表現の方がよかったんじゃないか?
正解がないから、ツライけど面白い。』
未だに悪あがきしている。
占い師によると、10年に一度の転換期だそうである。
迷いもあり、確たる決意もある。
長島一茂が現役を続けていたら・・・
なんて考えること自体ナンセンスだろうけど、
プロ入りする決意したときの迷いはどんなものだったろうか・・・
なんてことを思いながら、自分の道を未だに悪あがきしてるのである。
ただ、自分探しをするために他の場所へ旅することのアホらしさは
十二分にわかるつもりだ。














