モックンモーガンフィールドの 書を手に!
大阪の40男モックンモーガンフィールドの、心を動かされた貴重なライブラリーです。 あなたにもいい本との出合いを!
金儲けも良し、政治的外交も良し! ”竜馬がゆく”
竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)
(1998/09)
司馬 遼太郎

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言わずと知れた・・・


これ取り上げるかどうか迷ったんですが・・・・・
だって今さらでしょ?
名作すぎて手に負えるわけありませんし???

ヤクザ映画を見て、映画館を出た後、肩で風きって歩くのは
よくあることです。

でも本読んで、その地方の方言が方思わず出てくるってことは
めったにあることじゃないです。

私の場合この ”竜馬がゆく”読んで、1ヶ月くらい
『言うちょるきに』だとか
『○○ぜよ』なんて土佐弁を使ってました。
それくらいに、各場面に引っ張り込まれます。


この司馬遼太郎という方、新聞記者だそうで、一つの作品のために
1000冊くらいの資料に目を通すそうです。
盛り込まれてる情報量が、半端じゃないようですね・・・
やっぱり、人の心を捕らえるための表現をしようとすると
情緒的なことよりも、もっと科学的な圧倒的な量というものが必要なんでしょうね。

ある有名な国語学者がおっしゃってましたが、言葉の豊富であれば、
デジカメで言うところの画素数みたいなものだから、多ければ多いほど
キメ細やかにキレイに写るように、
感情豊かに詳しくわかりあえることができるのだそうです。
余談でした・・・

それにしても、この方の人物描写はホンマにすごい!
こんなにも分厚い小説なのに、竜馬の内面に引っ張られ続けます。
黒澤明さんも、よく似たことをおっしゃられましたが、
モノをつくりあげたり、何かを表現するというう行為は
やっぱり、重ねるほどに完成度は深く高くなるようです。

日本人なら、教養として、それこそ教科書にしてでも
読ませるべきお方です。


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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌