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エデン

  • 2008/10/27(月) 23:33:19

エデンエデン
(2006/08)
五條 瑛

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五條センセー、申し訳ございませんでした!
あなたの感じてること、見えてることがようやくわかりました!

世の中のIT化が進んで、なんだかカンタンに情報が手に入ったり
何かに安易に参加できたりして、いい世の中になったかのように
思いがちなんですが、どうやらそうでもないみたいですね。

『赤い羊は肉を食う』で、正直なところなんでこの人、こんなケッタイな
小説書いてんのかな?なんて思っていましたが、その前哨戦ともいうべき作品
だったのかな・・・なんて思ったりします。

堺屋太一センセーみたいに、ストレートに近未来を描くのもいいですが
近未来の、”自治”やらをやらされてる”管理された”刑務所を舞台にするなんざ
ホントニクイですね、この人!

社会やら共同体とやらへの参加と、人間の本能やらと、個人の生きざまやら
なんやらかんやらがすごく詰まってて、かなりハートが痛くかんじた作品でした。


昔、村上龍氏が『白鳥』か、『ライン』・・・いや『イン・ザ・ミソスープ』だったかな・・・
発表したそのあとに、神戸の酒鬼薔薇事件が起こりました。
まるで事件を予言したかのような小説だったので、あっちこっちで紹介されましたが
インタビューで”僕は小説家です。小説は物語です。情報をつなぎあわせて物語を
つなぎあわせているだけです。”みたいなことを言ってたような気がします。

『ヨリックの饗宴』が成功作品とも思えないですが、五條瑛氏もなんか
時代の流れていく先に何が起こるのか、感じてるのかな・・・・
なんて思いました。

たぶん、鈍いアホにはこの人の作品群の意味がわからないんでしょうね・・・

ちょっと、イヤ、かなりいろいろ感じさせてくれた作品でした。
この人の一連の作品、ぜひ一度読んできてください!



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