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のぼうの城

  • 2010/01/06(水) 18:56:46

のぼうの城のぼうの城
(2007/11/28)
和田 竜

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本は中味が勝負である。
当たり前か???
でも、丁装やらも大事だ。
要するに、文学で食っていくにはマーケティングもかなり大事ってこと?
イヤ、別にそんなことが言いたいわけでは決してない。

久しぶりに、買って一気に読んでしまった!
ごっつおもしろい!
本屋さんで、平積みになってるのを横目で見ながら、
ミョーにこのイラストが気になってしかたがなかった。
あの曲者コメディアンの太田光がチョーオススメ!と評してたのが
これまた気になってしかたがなかった。

時代小説で、実話に基づくもののような書き方。
”のぼう”というのは、この物語の主役でもある成田長親の
”でくのぼう”のでくをとったあだ名。
豊臣秀吉が関東の北条氏をせめるときの、
石田三成の2万兵に対して、2千の兵で籠城して戦った合戦の人間模様。

この”のぼう様”のセリフがかなり熱くさせる。
”強い者が威張って、弱い者を虐げてゆくのが世のナラワシならば
 ワシは断固戦う!”
普段、でくのぼう呼ばわりされてる男が、当たり前に当たり前のことを
言った途端、”アイツがそういうなら手伝ってやんなきゃショーがない”?
なんてことで戦になる。


先日、占い師に見てもらった。
”ガンバって、張り切って、やる気満々で、
 困難には努力で打ち勝っていくのが自分だ!”
なんて思ってきたことを改めて、考え直す時期だそうだ。
”傷ついて、泣いて、弱々しい心に思いやる。”
そういうことに気づくようになったからこそ、自分の弱さも自覚して
一歩ずつ前に進んでいけるんだそうだ。

リーダーの気質に、最も必要なモノのような気がする。
映画化を前提とした分りやすい表現にしすぎてるのはご愛嬌、
これだけ元気がもらえるならもう、十分!
映画でも音楽でも小説でも絵画でも才能ある表現者の方々に対して、
私が求める第一のことは、元気付けてくれること。
見聞きして落ち込むようなもんだけはカンベンしてほしい。
とにかく、久しぶりにチョーオススメの一冊に会えました。


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